エクストレイルフレームアンダーシールド防錆施工

車体の中で一番過酷な条件下で使用され続けられるのが、下回りです。

雨や泥汚れ、時には舗装路面のピッチ・タール、地域によっては融雪剤(塩カル)など「鉄」にとって良くない条件ばかりです。

まずは今まで蓄積された汚れをリセットすることと、これからの錆や腐食を未然に予防することを大前提に、更には美しい下回りを創り上げるため、独自の手法を使い下回りの「手入れ」を行います。

さらに弊社では、フロントフェイスパネルまで、洗浄、シャシーブラックコーティングを施工しております。

高速走行時の風圧で、雨水の巻き上げや、飛び石、昆虫の付着など、下回りと同じような過酷な状況下にさらされる部位ですので是非対処しておきたい項目です。

弊店が行うフレームアンダーシールド。
耐久性を格段に向上させ、錆びにくい下回りを作り出す施工風景をご確認ください。

1.入庫時

一般的なエクストレイル「中古車」の入庫時のフロントサスペンション廻りです。

エクストレイルの下回りで泥汚れが一番ひどく、長年の汚れが蓄積されている箇所です。
この状態から完成まで、エクストレイル専門店独自のメンテナンスを施します。

2.専用洗剤添付

下回り全体に強力な専用洗剤を色々な角度から、各パーツ裏側までスプレーガンでまんべんなく塗布します。
ロングノズルのスプレーガンを使うことで、複雑な作りの足回りの裏側や奥まったフロア面まで塗布可能となり、洗浄効果を高めます。

エクストレイルフレームアンダーシールド防錆施工

3.ブラッシング

洗剤が全体になじんでから手作業でブラッシングします。
洗剤の力では落ちにくい、こびりついた頑固な汚れをこすり落とし、あるべき姿の状態へと戻すことが可能です。

エクストレイルフレームアンダーシールド防錆施工

4.高圧洗浄

ブラシングが完了したら高圧洗浄をかけていきます。
ここで使用する洗浄の水圧は、素手で触ることは危険なほどの威力ですので、汚れを根こそぎ洗い流すことが可能です。
ここでは、手作業では届かないフレームの裏など、色々な角度から高圧洗浄をかけ、汚れが残らないよう施工することがポイントです。

シャシーブラック添付

すべての洗浄が完了し、完全乾燥したら、ボディに余計なシャシーブラックのミストが付着しないようにマスキングを行い、そのうえで専用のシャシーブラックを添付していきます。

ここでは均一にムラなく、そして厚く塗りかさねることが重要です。
特に鉄板の継ぎ目は錆が出やすいので数回に分けて施工していきます。

完成

錆などから下回りを守ることもさることながら、美しさにもこだわった仕上がりとなります。

アウトドアユースでもあるエクストレイルの下回りをしっかりした塗膜でコーティングし、直接のダメージを防ぐことを可能にしました。

特にフィッシングやサーフスポーツの塩害、冬季のウィンタースポーツの道中の融雪剤など、エクストレイルのライフスタイルシーンは錆のリスクが非常に高いものとなっていますので、性能維持には最良の施工項目となります。